ルールド巡礼(じゅんれい)
私たちは、幸いにも、世界中で有名な、カトリック信者でない人たちの間ででも知られている、巡礼の地の近くにおります。そこで、聖母マリアの出現に遭遇したという少女、ベルナデット・スビルーの話を語りつつ、ユネスコ世界遺産指定の、カミノ・デ・サンチアーゴにあるいくつかの教会を訪ねて、コンポステーラからルールドへの巡礼の道を発見することを提案いたします。また、この訪問をしつつ、歴史や世界の主な宗教についても考察したいと思っています。この問題については、私たちは、ジャン=マリー・ペルトの記述、とくにその著書「自然と精神性」(私たちの推薦図書です)を大いに参考にしています。彼はこの本の中ででベルナール・ド・クレールの一節を引用しています。「人は学校で学ぶことができないことを、木の下で学ぶのだ。」




